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ここもロクの小屋

更新がない日のつぶやきとか備忘録
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教訓 

 会社を出るのが早くて21時。遅くて23時すぎという生活を、今週の初めまで続けていました。

 そうなる原因となっていた仕事を11日に仕上げたときにはさすがに疲れ果て、12日以降は18時には帰るようにしていました。早く帰った分、早く寝るようにもしました。でもよく眠れないし、全然疲れがとれなくて、会社でパソコンに向かっていても、妙に体がほてったり、脈がおかしくなったり、頭痛やめまいや吐き気に襲われたり。

 え? 更年期障害?

 そうなのかもしれません。でも疲れにしろ何にしろ、寝ても治らないものをどうしたらいいのかなあと困り果てていたのですが、ふと思い立って会社帰りにマッサージに寄りました。新聞で見たんですけど、体が固まっていると、呼吸が浅くなって眠りの質も落ちるので、ストレッチとかで体をほぐしてから眠るのが疲労回復にはいいんですって。ただ、疲れがひどすぎて自力でほぐす自信がなかったので、プロの手に頼ることにしたわけです。

 そしたら、効果抜群で。
 マッサージに行ったのは昨日なのですが、昨日も施術中から眠くて、帰ったらすぐ眠れました。
 その上、今日起きてからも眠くて眠くて。昼ご飯食べた後で耐えきれなくて横になったら、ぐっすり寝過ぎて17時になっていました。
 いやーもーすっきり。パソコン触っていても頭痛くないなんて本当に久しぶり。
 あんまり忙しいので、お部屋でヨガとかもさぼってしまっていたのですが、今度からは忙しくても寝る前のワンポーズはさぼらないようにしようと思います。

 

 そんなわけで、久しぶりにお題も書けました。38個目です。


 長い出張から戻ってみれば、自分のベッドで夫が寝ていた。
 この場合どうするのが妻として正しい反応なのであろうか?
 あまりに真剣に考え込んだので、そんなことで悩む自分の姿が馬鹿馬鹿しいものだということに気づくのが遅れてしまった。
 メノリは左右に首を振った。長い髪が揺れる。
 その音に気づいたわけでもないだろうが、ベッドの中の夫が目を開けた。顔にかかった金髪の中から緑色の目がのぞく。
「ん……、あ、メノリ。帰ったのか」
「どうしてここにいるんだ」
 ため息混じりに問いかける。
 二人の暮らす家は、多分、同年代の新婚夫婦の中ではかなり大きな方になるのだろう。寝室はひとつではなく、メノリも夫もそれぞれ自分専用のものをもっている。新婚早々夫婦仲が冷え切っているというわけではない。単に、二人とも忙しいので、非常識な時間に帰宅したとき相手を起こしたりすることのないようにという配慮からだ。
 もっとも、集中して仕事を片付けたいときはその方が都合がいいからだというのも、理由のひとつではある。少なくともメノリにとっては。
 メノリ不在の家で夫がどの寝室を使おうが勝手といえば勝手であり、別に問題もないのだが、自分用にと整えた部屋に自分が知らない間に夫がいるというのは、なんとなく据わりが悪い。見られて困るようなものはないので、重ねて言うが問題はないし、不愉快というほどでもないのだけれど、何をやっているんだとは思う。
 そのため、メノリの声は出張疲れもあって、かなり低いものになっていたのだが、夫は気にもとめなかった。
「ただいまが先だろ? ああ、ぼくがおかえりと言う方が先か」
 寝癖で散らかった髪を整えもせず、おかえりと、甘い(と本人が思っている)微笑みを浮かべる。
 ここでただいまと自分も微笑めば、新婚らしい雰囲気になるのだろうが、生憎メノリの性格ではそうもできなかった。
「だから、どうしてここにいるんだ」
 答えが返ってくるまで同じ問いを繰り返す。その表情は夫は対照的に固いというのに、夫の方はメノリのそうした態度には慣れているので、やはり気にする様子はなかった。しょうがないなとでも言うように微笑みを深くして、さらりと答えた。
「寂しかったからさ」
 その答えにメノリが眉間のしわを深くしたのにもめげずに続ける。
「メノリがいなくて寂しかったから、せめてメノリの香りに包まれて眠ろうかと思ったんだ」
 そうして夫はベッドの上で体を起こすと、両手を大きく広げた。
「でもやっぱり本物じゃないとダメだな」
 満面の笑みでそんなことをぬけぬけと言い放つに至っては、メノリも仏頂面を続けているのが難しくなった。
 さっきまでぐっすり眠っていたのは誰なのか。それでダメだとか言われても説得力がない。
 そうは思うのに、メノリの口から出たのはただいまの一言で、夫は笑みをさらに深くした。
 そこから先はようやく二人そろった新婚夫婦の寝室らしい時間となったのだが、語れるのはここまでになる。

 

038 交換

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 正確には交換じゃないな、これ。
 と思われた方。違いますよ、愛のこうか・・・ごほごほ。 
 言い慣れないこと言おうとすると、つかえるな。

 

 ちなみに当初はカオルナでやってみようと思ったんだけど。

 

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 長い出張から戻って家に帰るとルナが自分のパジャマを着ていた。 
 何をしているのかと問うてみれば、帰ってきたのは「寂しかったから」という一言。

「カオルの匂いがするかなって思って」

 ぶかぶかのパジャマで恥ずかしそうに笑うルナの姿に、出張の疲れなど他、色々吹き飛んだ。

「それなら今はもう、これは必要ないだろう」

 本物がいるのだからと、カオルはパジャマのボタンに手をかけた。

 

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 って、誰やねーんこれはー!!
 と挫折したのでハワメノになりましたとさ。

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