ここもロクの小屋
再認識
初めて宝塚歌劇を見たのは星組ベルサイユのばらで、私は宝塚を好きになることはないだろうなと思った。
でも安蘭けいさんの歌声だけは記憶に残って、彼女がトップになったと聞いたときに彼女の歌を聴くためなら劇場に行ってもいいなと思った。
そうしてスカーレット・ピンパーネルに出会ったときに、こんな作品ができるなら宝塚歌劇団はすごいところなんだなと思った。
で、安蘭けいさんの退団後もちょくちょく気になる作品があれば見に行くようになって。
今日、宙組公演を見に行って、フィナーレの男役群舞でめっちゃテンションが上がった。
帰ってきて、凰稀かなめさんの星組→宙組組替発表を知って、めっちゃテンションが下がった。
なんかもうすっかり宝塚歌劇が、星組が大好きになってたんだな~と改めて思ったり。わかってたんだけど、でもほんと今日一日の気分の急上昇急降下にしみじみ思い知りました。
かなめさん、宙組でも活躍するだろうし、もう見られないわけじゃないんだけど、礼音さんと並んでいるの見るのが好きになってきたところだったのになあ。雪組から星組に来て、見慣れたころに宙組にだなんて、さびしい。次の公演が「愛するには短すぎる」なんだけど、もうほんとそんな心境です。
で、星組の二番手は誰になるんですかね。
麗しのサブリナ・EXCITER!! 花組
月曜日に宝塚大劇場千秋楽を迎えたこの演目を、私は28日土曜日に見てきました。
阪急交通社貸切ペアチケットプランで。
ペアチケットプランだと、一枚あたりの金額がかなりお安くなるのでお得お得。
ちなみに次の月組公演貸切は10月2日です。
さてさて、花組公演ですが、楽しかった。
↓ネタばれ、ちょっとだけしてますよ。
お芝居の麗しのサブリナは、ロマンチックなラブストーリーなので、宝塚の夢の世界にぴったり。男役のかっこよさ、娘役のかわいらしさを堪能できる演目でした。胸キュンって言葉が冗談抜きではまりますよ、これ。ほんとときめく。
サブリナが、「私もパリに連れて行ってくれるのね」と喜ぶシーンとか、もう萌え死ぬかと思った。サブリナが可愛すぎて。ライナスに完璧にシンクロして、胸が痛かった。「そうだよ、一緒に行こう!」って言いたかった~!!!
一緒に見ていた友人はサブリナにシンクロしてたので、「ライナス、なんとか言って!」って思ってたらしい。ううむ、やはり私には乙女属性がないらしい。
まあそんなこんなで楽しかったのですが、ただ残念なこともある。元が映画なので、場面がどれもちっさいんだよねえ。
大劇場のだだっぴろい舞台と、宝塚の大人数がもったいないのは確か。
そんな奥で芝居しなくても!! もっと近くに来てくれ主役!! と言いたくなる場面ばかり。もっと小さなハコでやったらよかったのに。
主役が本当に魅力的で、お芝居自体は素敵に楽しめるものだったので、それだけがほんと残念。花組の下級生のファンの人は楽しくないだろうね。役らしい役がついてない。
でも、無意味に登場人物が多すぎてわけわかんなくなるよりはマシなので、宝塚初心者に親切な設計と言えなくもない。
が、やはり舞台が無駄に広いことだけはどうにかしたほうがいい。せめて、主役ライナスの執務室の場面はもっと舞台の前にセットを作った方がいい。一番重要なシーンの芝居が奥の奥ってどうよ。
トップコンビの魅力が半端無いので、ほんと舞台がスカスカで暗いのをなんとかして! サブリナちょうかわいかった! あんな可愛い生き物がこの世にいていいのかと思うくらいには可愛かった。ライナスになってサブリナにちゅーしたい!
ショーのEXCITER!! は前にやってたとき見られなかったので、BS放送を見て予習してから行きました。主題歌完璧に歌えるぜ!
生で見るとほんとウキウキワクワクするショーでした。えきさいたーえきさいたーって歌が回る回る。未涼亜希さんが好きなので、出てくる度に視線が釘付けでした。歌う場面も増えてたので嬉しい嬉しい。
サブリナはほんとに役があって目立つ人が少なかっただけに、ショーはいろんな人が活躍しているから、花組ファンの人たちはより楽しいんじゃないかな。
私は花組はミーマイと相棒しか見たことがなかったので、まだまだ分からない人だらけですが、それでも楽しかったです。
東京でもみなさま、主題歌熱唱して、手拍子がんがんやって、ライブ感てんこ盛りで楽しんでくださいませ~。
ってこれだけの文章を書くのにも、気力をふりしぼらなくてはならないこの暑さと諸々の事情。更新はもういつできるかわかりません。
とりあえず、サヴァイヴのDVDでも見てこようかな。今なら暑さにへばってた彼らの心境がより深く理解できるかも???
ミュージカル
なんかもうほんとに自分の中の文章が枯れきっていて、一行も書けない毎日が続いております。
拍手のお礼くらいは書きたいのに……。書いても書いても気に入らないのではなく、ほんとに一文字も出てこない。ネタはないわけじゃないけど、全然文章にならないんですよね。
こういうときは書けるまでほっとくに限るので、多分また2月頃復活するんじゃないかと思います。
そんな毎日なので、もっぱらゲームしたり、DVD見たりしているんですが、宝塚で2005年にやっていたErnest in Loveがとってもとっても気に入ってしまいました。
可愛らしいラブコメディで、ナンバーがどれも素敵なんですよ。明るい曲も、しっとりとした恋のナンバーもどれもいい。全部覚えて歌いたい!
やっぱりミュージカルは歌が命。好きなナンバーがあれば、何度見ても楽しい。
Ernest in Loveはいまの星組のちえねねでも見たいな~と思っております。ああいう、軽いお芝居の可愛いカップルな二人が見たい。ロミジュリのラブラブが非常によかったので、今度はラブラブからハッピーエンドなお話が見たいな。
スカーレット・ピンパーネル 月組 3回目
月組のみなさま千秋楽おめでとう!
でもこれは5月9日の母の日スペシャルの感想です。楽映像は明日ニュースで見ます。
さてさて、9日ですが、最初見たときより、良くなってるな~と感じました。
勢いが増しているような。一回目の時は、それぞれの役をこなすのに精一杯な雰囲気がどことなく漂っていましたが、今では一人一人がちゃんとスカピンの世界で生きている感じ。
マイクの音量が上がってるのかも?? 私が3回も見ているうちに月組さんになじんできたのかも?? という可能性もありますが、でもやっぱり良くなってるんだと思います。
千秋楽は盛り上がったでしょうね~~。
東京公演でもがんがん盛り上がっていくんだろうなあ。本当に見られる人がうらやましいです。
スカーレット・ピンパーネル 月組 2回目
5月2日に二回目のスカピン観劇。今度は一階席だけど、右の端っこ。端っこも音響の面ではあまりよろしくない……が、楽しんできました。
午後公演のせいか、序盤はなんだか皆さまお疲れなのかしら?と思ったけど、2幕からは大丈夫でした。今日はこれで終わりだしがんばろー!って気合いいれたのかな。
ジェンヌさんってほんとタフじゃないと務まらないよね、この過酷な公演スケジュール。夢の世界を維持するために彼女達がどれほどの努力を重ねているのかと思うと、もう尊敬するしかないわ~。
一回目のときは、スカピンだ!!という興奮でいっぱいでしたが、今回はわりと冷静に見ていたので、星組さんとの違いとかいろいろ考えてしまいました。
でも、違うからってわるいということではなく、月組版もいいな~と思いました。