忍者ブログ

ここもロクの小屋

更新がない日のつぶやきとか備忘録
HOME  >  宝塚
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7

[PR] 

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ファントム 04年 宙組 

 お盆休み中、体がすっきりしなかったので外出はルーブル展だけで、後はほとんどごろごろしていました。ごろごろついでに宝塚のDVDも見ました。

 

 ファントムはこの前06年の花組版を見ていたんですけど、こちらの方が初演です。
 感想ですが、やっぱりいいですファントム! 宝塚はこうでなくっちゃー!! という華やかさとかっこよさと愛にあふれている。月組の次のトップスターが霧矢さんに決まりましたけど、ぜひ霧矢さんで再演してほしい。似合うと思うんだよなー。エリザはもうしばらくやらなくていいから、ファントムやってくれー。DVDでも充分堪能できますが、生で見たいです。

 

 宙のファントムは和央さんが演じていらっしゃいますが、花組の春野さんのファントムがノーブルな貴公子とするなら、和央さんはやんちゃ坊主かな。人と交わることなく育ったので、大人になりきれてないわがままで純粋で不器用な面が前面にでています。それだけに孤独感が浮き彫りになって、とても切ない。
 キャリエールと親子の名のりをあげるシーンは、それまで突っ張っていたエリックが初めて素直に甘える姿に涙涙。だからこそキャリエールは「あなたの手で眠らせて欲しい」というエリックの願いをかなえた。どんなに辛くてもかなえるしかなかった。そんなラストシーンにも涙涙。
 だめだ、これ生で見たら絶対泣く。
 でも、見たいです。宝塚に要望のメールを出そうっと。ほんとなんでやらないんだろ。上演権の関係で難しいのかな・・・・・・。

拍手

PR

太王四神記 宝塚星組 

 お金ないし我慢しようとか思ってたんだけど、結局行ってしまいました。
 柚希さんのトップお披露目公演で気になっていたところに、かなり評判がよかったので我慢し切れませんでした。

 柚希さんの歌とダンスがたっぷり堪能できて楽しかった~。柚希さんは声量があるし、体格もいいから、押し出しがよくて存在感抜群ですね。
 ねねちゃんも綺麗でした。歌が少なかったのが残念。デュエットもいいけど、ねねちゃんのソロをもっと聞きたかったな。
 かなめさんは初めて舞台で拝見しましたが、正統派のかっこいい方でした。良家のぼっちゃんがぴったりで、さらに、そこからどんどん理想と離れたところへ駆けていかなければならない苦悩もよく伝わってきました。

 

 今回悪役の涼さんの凄みもたっぷり浴びてきました。フィナーレでのダンスもよかったー。いかにも気障っていう雰囲気がばしっときまってました。

 

 長ーいドラマをよくまとめたなあと感心する見事なダイジェストでした。展開は速くても話の流れとか登場人物の心情はしっかり伝わってくるのがすばらしかったですね。
 ただ、どうしても詰め込まなければいけない場面が多いせいか、「今回はここ!」って言える一番の場面がなかったのが残念といえば残念。盛り上がる場面はたくさんあるけど、見終わった後に強烈な印象が残らない。
「あのシーンがよかったのー!!」って言えない。逆に言えば、どのシーンもそれなりに良かったってことでもあるんですけど。飛びぬけて記憶に残るものはなかった。
 歌もそうです。スカピンのような主題歌リピートも少ないし、エリザのようにメロディ使いまわしもほとんどないから、見終わった後に頭の中でぐるぐるするものがありませんでした。
 あやしいほーどーにーとか、えーるあるこーんとか、みーえんまいがーとか、たいてい宝塚見た後は脳内で延々リピートするものがあるんですけど、今回は思い出そうとしても出てこない。
 見ている最中は先の展開も気になるし、映像等の演出も派手だし、歌うし踊るし、夢中になって見てるんですが、見終わるとさらっと消えちゃった。
 上手にまとまりすぎてて、アクの強いところがないのかなあ?

 

 今回一番盛り上がったのって、実はフィナーレのダンスかも。
 四神をモチーフにして朱雀のロケットから白虎のデュエットまでたーのしかったー。

 

 来週末は劇団四季です。

拍手

いちまんえんもします(さんまいぐみで) 

 安蘭けいさん退団記念CD-BOX「Grace」が手元に来ました。
 予約限定発売っていうから予約したんですよ。近くで宝塚のCDを扱っているCDショップをわざわざ探して電話して予約して入荷したら取りに行くっていうめんどくさい手順もすべてとうこさんのため。

 

 でも、予約の締め切りすぎてから楽他で通販できるようになったこの現実。
 通販だったらおうちまで届けてくれたよね……。

 

 まあいいか。手に入ったんだし。この経験を次に活かすことができればいいなあ(こういうの買いたくなるほど好きになれるスターさんがまたできればいいなあ)。
 シックなデザインは気に入ったんだけど、無駄な上げ底の中のどう使っていいのかわからないレターセットがおまけだとか、CDケースに収録曲載ってないからいちいち分厚いブックレットめくらなくちゃ確認できないとか、つーかシック気取るのはいいけど写真は全部白黒かよポストカード一枚でもいいからフルカラー写真つけてくれとか、これだから宝塚クオリティってやつはという不満はいつも通りでした。
 ほんと宝塚ってスターの魅力におんぶにだっこだよなあ。もうちょっと宣伝とかモノ作りの方もうまくなっていかないと、新規ファン獲得は難しいと思うんだ。舞台の質は上がってるんだから、肝心のグッズでもファンの心をつかんでほしいものですよ。

 

 それでもやっぱりCD聞いていれば不満がふっとぶあたり、やっぱりスターの魅力におんぶにだっこでもやっていけるんだなと思ってしまいます。何しろとうこさんのファンになったきっかけって、たった一曲のソロでしたからね。あのときのとうこさんは脇役でものすごく出番も少なかったのに、あの一瞬で全部もってかれた。恋に落ちる瞬間ってこういうものなのね(笑)
 またああいう体験をしたいものだ。また色々見に行かないとな~。

 

 CD-BOXの収録曲の中では、エル・アルコンの「宿命」がお気に入り。この曲すごくかっこよくて好きだ。先に出たシングルコレクションと曲がかぶらないように作ってあるので、主題歌じゃなかったけど素敵な曲というのがたくさん聴けました。やっぱり買ってよかった。しばらくはこれのリピートで幸せになれそうです。

拍手

ミーアンドマイガール 花組 梅田 

 友人が通常より安くチケット手に入るぜどないだ?って言ってくれたので、お言葉に甘えて行ってきました。宝塚花組公演。
 マイフェアレディの男の子版といったら雰囲気は伝わるかも。
 名門伯爵家の血を引く最後の一人はなんとロンドンの下町育ち。彼を跡継ぎにするために伯爵の妹つまりその男の子の叔母さんが男の子を跡継ぎにふさわしくなるよう教育するという話。下町育ちの品のなさにきりきり舞いさせられるおばさんと、奔放な主人公の掛け合いが楽しいコメディー。もちろんロマンスもたっぷり。男の子には最愛のガールフレンドがいて、伯爵になっても僕たちは一緒だという主人公と、身を引こうとするヒロインの愛の行方は~と、もりだくさんで楽しいミュージカルでした。
 音楽もうきうきするナンバーがあって、自然と体が動いてしまうんですよね。
 さすがブロードウェイでも人気の演目。
 やっぱり舞台鑑賞はやめられません。

 

 花組トップの真飛さんはすっごく美人さんなんですよ~。お化粧とって素顔(舞台化粧ではないという意味)でも美人。派手派手美人じゃなくて、欠点のないタイプのすっきり美人さんなんです。
 なので、男役としてもすっきり美男子。
 でも、今回の役はロンドンの下町っ子。変ななまりとか動きとか姿勢とかしなくちゃいけない。そういうのってちゃんと笑ってもらえるようにするのって難しいと思うんですが、とってもチャーミングで可愛く演じていらっしゃいました。
 雨に唄えばのリナをやったときも、面白かったもんな~。

 

 でも個人的に一番お気に入りだったのは、弁護士さん。
 動きの一つ一つが目を引くんだこれが。全員で踊るシーンでも彼を追いかけちゃう。 
 誰がやってるのかと思ったら未沙 のえるさんだった! 納得! この方は宝塚の名脇役さんで、この弁護士役も何度もされているんだとか。あれ以上にできる人がいないんだろうな。

 

 ハッピーで明るいミュージカルなので、宝塚的なものが苦手だ~と思っている人でも、楽しめると思いますよ。

 

 とはいえ、やっぱり宝塚は大劇場で見るのが一番だわと思ってしまいました。大階段と銀橋がないと物足りない(笑)。それに、今回花組は、梅田とバウと分かれて別の公演をしているので、舞台に上がる人数が少ないのもさびしい理由の一つかも。
 作品として物足りないというわけじゃないですよ。舞台がすかすかとかそういうことじゃなくて、ちゃんと作品はこの人数で成り立ってるんだけど、でもいつもならもっとぎゅうぎゅうになるのにとふとした拍子に思ってしまうんですよね。フィナーレのラインダンスとか。
 ああそうか。作品そのものは充分だけど、フィナーレが物足りないんだわ。いつもならどかーんって最後に人数がそろうのに、今回は舞台がぎゅうぎゅうにならなかったから、終わったー見たーって思えなかったんだな・・・・・・。宝塚の魅力の一つは、その「量」にあるんだと改めて感じてしまいました。その圧倒的な量が質をともなって迫ってくるのがいいんだな。

 

 いかんいかん。宝塚の量に慣れてしまったら、他の舞台が見られなくなる(笑)
 昔はアマチュア劇団の舞台を中心に見ていたので、舞台すかすかとか当たり前だったのに、慣れって怖い。

拍手

オペラ座の怪人 

 この前「ファントム」は「オペラ座の怪人」の宝塚版だと書きましたが、あれは間違いではありませんが正確でもありませんでした。

 

 ガストン・ルルーの書いた原作があって、
 A・ロイド・ウェーバーがミュージカル化した英国ミュージカルが「オペラ座の怪人」。こちらが四季版。

 アーサー・コピット(脚本)とモーリー・イェストン(作詞・作曲)がミュージカル化したアメリカ製ミュージカルが「ファントム」で、これが私の見た宝塚版です。

 

 元になっているお話は同じでも、ミュージカルとしては全然別のものなんですね。
 四季のオペラ座見た人が、宝塚でもやってるんだ~ってファントム見たら、話は全然違うし、知ってる曲は出てこないしでびっくりという事態になってしまいますね。いいかげんな書き方してすみませんでした。

 

 そういうことなら、四季版も見なくちゃと思っていたのですが、運のいいことにちょうどBSで「オペラ座の怪人」をやっていました。舞台映像ではなく映画なのですが、話の筋と音楽はわかりますしね。
 で、見てどう思ったかですが、オペラ座もしくは宝塚に興味のある方は続きをどうぞ。

拍手

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

管理人のサイト

最新コメント

[06/30 ぴゅーぴる]
[02/21 さわら]
[08/30 ロク]
[08/27 shioko]
[02/24 東海]

最新TB

ブログ内検索

バーコード

アクセス解析

忍者アナライズ

Copyright © ここもロクの小屋 All Rights Reserved.
Photo by 戦場に猫  Template by katze
忍者ブログ [PR]