ここもロクの小屋
総合優勝は!
コルダもちまちまやっています。アドバイスももらったのでがんばりました。
ブラボーポイントを稼いでドーピングしまくって合奏したり演奏聞かせたりして恋愛も進める!
そういや曲を聞かせると男の子たちは感想を言ってくれるんですけど、好みじゃない演奏だと「ちょっと違うんじゃないそう弾くのかいや別にかまわないもっと別の表現が」とかって文句言われちゃうんですよね~。「うるさーいがんばって弾いてるんだから四の五の言わずに俺の音を聞けー!(がんばってるのは香穂子ちゃんです)」とちょっとイラっとしたあたり、乙女ゲームをやっている自覚がやはりないらしい。
自覚はともかく、イラっとしつつもがんばった結果、見事第4セレクションで優勝することができましたー! これで第1と第4の二回優勝したので、総合優勝も手にすることができましたー!!
あきらめないでがんばったかいがありました。ええ、支えてくれたみなさんのおかげです。次こそ完全優勝を狙います!←優勝インタビュー(笑)
しかも今回は恋愛エンディングを迎えることができたんですよ。え? そんなにイベントこなしてたっけ? とそこに至るまでの過程をさっぱり覚えていませんが、なぜかあの楽譜をもらえちゃいました。
あの階段を男の子が駆け上がってくるとことか、さすがに自覚のない私でもときめきました。う~ん。ロマンスって感じ。
ですが、が!
あの曲の解釈が気にいらーん。あの曲ならもうちょっと違う表現があるじゃろがー!!
って、せっかくの告白もムービーもスチルも、後ろに流れるあの愛の曲が気になって気になって気になって、ちっともひたれませんでした。
男の子たちが嫌いな解釈聞かされたときに文句たれる気持ちがわかってしまいました。確かに嫌だな、好みじゃない演奏聴かされるのって。
この先誰のEDを見てもあの曲を聴かなくちゃいけないのかと思うと、なんだかテンションがだだ下がり。もういいや、私は常にリリEDで。
結論が出たところで三周目に挑みます。今度こそやるぞ! 完全優勝!!
いちまんえんもします(さんまいぐみで)
安蘭けいさん退団記念CD-BOX「Grace」が手元に来ました。
予約限定発売っていうから予約したんですよ。近くで宝塚のCDを扱っているCDショップをわざわざ探して電話して予約して入荷したら取りに行くっていうめんどくさい手順もすべてとうこさんのため。
でも、予約の締め切りすぎてから楽他で通販できるようになったこの現実。
通販だったらおうちまで届けてくれたよね……。
まあいいか。手に入ったんだし。この経験を次に活かすことができればいいなあ(こういうの買いたくなるほど好きになれるスターさんがまたできればいいなあ)。
シックなデザインは気に入ったんだけど、無駄な上げ底の中のどう使っていいのかわからないレターセットがおまけだとか、CDケースに収録曲載ってないからいちいち分厚いブックレットめくらなくちゃ確認できないとか、つーかシック気取るのはいいけど写真は全部白黒かよポストカード一枚でもいいからフルカラー写真つけてくれとか、これだから宝塚クオリティってやつはという不満はいつも通りでした。
ほんと宝塚ってスターの魅力におんぶにだっこだよなあ。もうちょっと宣伝とかモノ作りの方もうまくなっていかないと、新規ファン獲得は難しいと思うんだ。舞台の質は上がってるんだから、肝心のグッズでもファンの心をつかんでほしいものですよ。
それでもやっぱりCD聞いていれば不満がふっとぶあたり、やっぱりスターの魅力におんぶにだっこでもやっていけるんだなと思ってしまいます。何しろとうこさんのファンになったきっかけって、たった一曲のソロでしたからね。あのときのとうこさんは脇役でものすごく出番も少なかったのに、あの一瞬で全部もってかれた。恋に落ちる瞬間ってこういうものなのね(笑)
またああいう体験をしたいものだ。また色々見に行かないとな~。
CD-BOXの収録曲の中では、エル・アルコンの「宿命」がお気に入り。この曲すごくかっこよくて好きだ。先に出たシングルコレクションと曲がかぶらないように作ってあるので、主題歌じゃなかったけど素敵な曲というのがたくさん聴けました。やっぱり買ってよかった。しばらくはこれのリピートで幸せになれそうです。
ミーアンドマイガール 花組 梅田
友人が通常より安くチケット手に入るぜどないだ?って言ってくれたので、お言葉に甘えて行ってきました。宝塚花組公演。
マイフェアレディの男の子版といったら雰囲気は伝わるかも。
名門伯爵家の血を引く最後の一人はなんとロンドンの下町育ち。彼を跡継ぎにするために伯爵の妹つまりその男の子の叔母さんが男の子を跡継ぎにふさわしくなるよう教育するという話。下町育ちの品のなさにきりきり舞いさせられるおばさんと、奔放な主人公の掛け合いが楽しいコメディー。もちろんロマンスもたっぷり。男の子には最愛のガールフレンドがいて、伯爵になっても僕たちは一緒だという主人公と、身を引こうとするヒロインの愛の行方は~と、もりだくさんで楽しいミュージカルでした。
音楽もうきうきするナンバーがあって、自然と体が動いてしまうんですよね。
さすがブロードウェイでも人気の演目。
やっぱり舞台鑑賞はやめられません。
花組トップの真飛さんはすっごく美人さんなんですよ~。お化粧とって素顔(舞台化粧ではないという意味)でも美人。派手派手美人じゃなくて、欠点のないタイプのすっきり美人さんなんです。
なので、男役としてもすっきり美男子。
でも、今回の役はロンドンの下町っ子。変ななまりとか動きとか姿勢とかしなくちゃいけない。そういうのってちゃんと笑ってもらえるようにするのって難しいと思うんですが、とってもチャーミングで可愛く演じていらっしゃいました。
雨に唄えばのリナをやったときも、面白かったもんな~。
でも個人的に一番お気に入りだったのは、弁護士さん。
動きの一つ一つが目を引くんだこれが。全員で踊るシーンでも彼を追いかけちゃう。
誰がやってるのかと思ったら未沙 のえるさんだった! 納得! この方は宝塚の名脇役さんで、この弁護士役も何度もされているんだとか。あれ以上にできる人がいないんだろうな。
ハッピーで明るいミュージカルなので、宝塚的なものが苦手だ~と思っている人でも、楽しめると思いますよ。
とはいえ、やっぱり宝塚は大劇場で見るのが一番だわと思ってしまいました。大階段と銀橋がないと物足りない(笑)。それに、今回花組は、梅田とバウと分かれて別の公演をしているので、舞台に上がる人数が少ないのもさびしい理由の一つかも。
作品として物足りないというわけじゃないですよ。舞台がすかすかとかそういうことじゃなくて、ちゃんと作品はこの人数で成り立ってるんだけど、でもいつもならもっとぎゅうぎゅうになるのにとふとした拍子に思ってしまうんですよね。フィナーレのラインダンスとか。
ああそうか。作品そのものは充分だけど、フィナーレが物足りないんだわ。いつもならどかーんって最後に人数がそろうのに、今回は舞台がぎゅうぎゅうにならなかったから、終わったー見たーって思えなかったんだな・・・・・・。宝塚の魅力の一つは、その「量」にあるんだと改めて感じてしまいました。その圧倒的な量が質をともなって迫ってくるのがいいんだな。
いかんいかん。宝塚の量に慣れてしまったら、他の舞台が見られなくなる(笑)
昔はアマチュア劇団の舞台を中心に見ていたので、舞台すかすかとか当たり前だったのに、慣れって怖い。