ハイビジョン怖いハイビジョン

　NHKhiで宝塚歌劇を放送するってんで、しかも行きたかったのに行けなかったエキサイターやってくれるってんで楽しみにしておりました。

　で、さっき録画見てきたんですが、ハイビジョンって怖い……。

　つーかやっぱ舞台作品を映像で見るのって怖い……。
　いや、エキサイターはほんと素晴らしいショーでしたよ。男役のかっこよさ、娘役の美しさに、それぞれの色気もきっちりアピールしつつ、飽きさせない展開とかめっちゃよかった。このエキサイターのニューバージョンが今宝塚大劇場で大好評公演中なので、みなさん行こうぜと全力で薦めたくなるくらいにはすごくいいショーだった。

　でも、宝塚初見の人がこの映像で見ても楽しくないかも……。
　ファン歴長くなって宝塚のメイクにも慣れたと思ってたけど、ハイビジョンでスポットライトでてかてかになってるのをアップで映されるとやっぱりちょっと怖い。つけまつげの一本一本までわかっちゃうハイビジョンのすごさを思い知りつつ、やっぱり舞台は生が一番だぜと当たり前のことをも思い知りました。

　それにねー舞台装置はあの空間であの照明で見るからいいのであって、テレビでこんなふうに見てしまうと所詮書き割りは書き割りよねって部分だけが強調されてしまうし、しかも今回放送されたのがベルばらだからよけいに舞台ののっぺりかんばかりが前に出て痛々しいこと。

 

　でも大いに楽しみましたけどね！　やっぱりハイビジョンすごい。ジェンヌさんの顔の見分けがしやすいわー。「あ、まっつさん発見」とかすぐわかる。

　そんなわけで、映像はやっぱり上級者向けかもと思いつつ、明日の星組公演も録画予約をするのでありました。