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しつこいけどフィギュアネタ 

 プルシェンコ選手は正式に抗議するとのこと。

 http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00172318.html

 

 だーかーらー!! マスコミ! しっかりして!
 この文脈だと、「四回転跳んだ自分が跳ばない人に負けるのはおかしいと抗議」したように見えるじゃないか! 確かに「抗議する意向」を発表したんだけど、抗議の内容も矛先も明らかにしているのに、どうしてこんな書き方をするかね!?


 プルシェンコ選手の抗議にはちゃんと根拠があります。問題にしているのは四回転のあるなしではなく、公平に採点されたとは思えないことにですよ!
 旧採点システムと新採点システムの大きな違いは、誰がどんな点数をつけたかわからなくなったことにもあります。その結果、審判ごとに加点減点のばらつきが非常に大きく出ることもあることも珍しくなくなったという問題点があるのです。前の方法だと、他の審判が6点つけてるのに一人だけ4点つけたらあきらかにおかしいと、みんなにわかったわけですが、今のだと同じ技に-2つけた人と+3つけた人がいてもスコア取り寄せて見ない限り分からないんですよ。

 ショート http://www.vancouver2010.com/ns/pdf/FSM010201C77B.pdf
 フリー  http://www.vancouver2010.com/ns/pdf/FSM010101C77B.pdf
 

 ここでわかりやすくまとめてくれています。
 http://archive.mag2.com/0000102800/index.html

 

 プルシェンコ選手はSPのスコアに明らかな偏りがあったことについて、抗議をするんだそうです。なのに日本のニュースってば要約にもほどがある。

 

 この抗議が妥当なのかどうか、判断できるだけの知識が私にはありません。プルシェンコ選手のSPを21位と判断したのがおかしいのか、1位にした方がおかしいのか、現在のルールに照らしてどちらが妥当なのか。
 ただ、審判の間でそれほどまでに評価がわかれてしまうというのは、採点基準が基準として働いていないということだとは思います。(個人的な感想では21位はまともじゃないと思います。)

 

 何より悲しいのが、要約しすぎのニュースだと、プルシェンコ選手がただのわがままに見えてしまうこと。
 彼はこんな採点では、フィギュアスケートがスポーツとしてなりたたなくなることを真剣に憂いているのだと思います。女子のSPがせまったタイミングで抗議を表明したのは、女子はまともに採点して欲しいと言っているのではないでしょうか。
 私はプルシェンコ選手のファンなので、どうしてもひいき目に見てしまいますが、採点競技は審判の出した点が全てだといっても、やっぱり納得出来ないことは出来ないっていわないと、おかしなままになってしまうので、発言力のある選手から意見が出されたことはよかったと思います。

 

 あんな数字いっぱいのスコアを熟読しないとわからない細かい点の付け方をしているんだから、素人目にも納得の数字を出して欲しいものです。
 さて、女子です。どの国の選手も持てる力を存分に発揮して輝いて欲しいと願います。

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