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企画その1 その2 

 ようやく動き出した今年の乙女度強化月間企画。
 たとえキャラの偽物度が上がっても糖分優先でよし、と妹から言われているのでそれを免罪符にがんばろうかと思っているのですが、どうなんだろう。偽物度はともかく糖分が上がっているのかイマイチ自信がありません。

 

 その1 「君の瞳に乾杯」はもうそのまんま使いました。この企画は宙組万歳企画だから(笑)。カサブランカ公演終わっちゃいました。もう一回くらい見たかったってそれはともかく、鎌倉在住の高校生がたとえ東京公演だったとしても宝塚見に行くってなかなかないと思うので、小話中では映画のカサブランカです。
 君の瞳に乾杯の直訳は、見つめながら乾杯なのか、見つめていることに乾杯なのか、私の英語力ではよくわからなかったのですが、宝塚のカサブランカで「俺は君を見つめているんだよ」というセリフが何度も出てくるのは「君の瞳に乾杯」を下敷きにしたセリフなんだろうなと思ったので、見つめながら乾杯を採用しました。
 どちらにしろ、君を見つめていられる→君の側にいる→二人の出会いに乾杯というニュアンスなんでしょうね。それを「君の瞳に」と表現したセンスには脱帽。素敵すぎる。「瞳」という言葉を使ったことで、「見つめている」「近くにいる」「好意を持っている」という意味を全部詰め込んだだけではなく、こんな気障なセリフをさらりと言えてしまう主人公の性格を見ている方にこれでもかって伝えられるんですもの。
 こんな言葉のセンスがあれば、乙女度強化とかことさらに修行しなくてもいいのですが(笑)

 

 その2 「君を見飽きるわけがない」 元ネタはコバルト文庫だったと思うのですが、作品名が出てこない……。
 この話はその1と同じ話を違うキャラで書いたというもの。最初女の子が押しているようで、後半男の子が巻き返す話。元々今年の企画は全部このパターンで書こうと思っておりました。でも、数がそろわなかったのでやめました(笑)。なので、あといくつかはこのパターンの話になりますが、全部というわけではありません。
 最後ヴァニの雄叫びの「初めてのとき」は「初めてのとき」ですよ! 「あんなだった」はまあいろいろ。だって彼の経験値は低いはず!(大笑)

 

 リクエストいただいているのに、リクじゃない組み合わせからですみません。
 リクを先に消化してしまうと、なんかそれだけで満足して企画が終わってしまいそうだったので、後回しにしてしまいました。今月中にちゃんと書きますので、のんびりお待ちいただけるとありがたく存じます。

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