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ルーブル美術館展 京都 

 13日にルーブル美術館展に行ってきました。

 大混雑といううわさを聞いていたのですが、お盆休みは意外と空いているんじゃないかとねらってみましたら、実際に空いてました。らっきー。

 それでも一応大混雑に備えて、開館前に到着するようにしたら、やっぱり並んでました。みなさん早いわね。開館20分前に着いたのですが、博物館の入り口から建物の端くらいまで並んでいました。でも、開館したらすぐに入れるくらいの行列だったし、曇り空だったので辛くはありませんでした。それに実際の開館時間より少し早く開けてくれたんじゃないかな。並んでた時間は長くありませんでしたから。

 

 中に入ってもすいすい進めるし、絵のすぐ近くまでいけるし、遠くから眺めることも可能だし、堪能できましたよ。フェルメールの前はさすがに人だかりができてましたけど。小さい絵だしね。
 そういえば、フェルメールの絵がけっこう最初の方に展示されてたのと、その向かいがレンブラントの肖像だったことになんとなくびっくり。目玉だから奥の方だと勝手に思い込んでました。

 

 さて、展示についてですが、音声ガイドは借りた方がいいです。
 こうした展示につきものの解説パネルがほとんどありません。多分、混雑を心配してのことなんでしょう。文字が書いてあるとどうしても人の流れがそこで止まってしまいますからね~。
 時代背景だの、その絵が描かれた事情だの、モチーフについてのあれこれだのはどうでもよくて、ただ絵が見られればいーやという私のような人ならいりませんけど。
 それより困ったのは、ライトが絵に映りこんでうるさかったこと。見る位置によってはほんとに絵が見えなかった。空いていたので移動してみればすんだんですけど、大混雑でろくに動けなかったらあれは困るよな~と思いました。

 あと、71点というのは意外に少ないです。さらっと見終わってしまいました。
 割と時間をかけたつもりだったんですけど、1時間半くらいで出てこられました。ちなみに、ショップでだらだら過ごした時間を含めての時間です。
 ただ券で見たのでいいのですが、1500円払っていたら物足りないと思ったかも(せこい)。
 同じルーブル展なら、大阪でやっている内容の方が面白かったのかしらと思いました。でも、大阪の方ってちっともCMしてませんね。会場でチラシを見るまで、大阪でやってるなんて知りませんでした。
 でも9月23日までかあ。もう9月は金銭的にも日程の方もいっぱいいっぱいで、行けないのが残念。

 

 出てきたら、行列はきれいさっぱりなくなっていました。開館前に着かなくてもよかったんだーとちょっとがっくり。10時に来てれば並ばずに入れたんだわ……。

 

 そうは言ってもあとの祭りだし、早く行った分残った時間を有効に使うことにして、近所の無鄰庵へ。山県有朋によって造られた別荘です。こじんまりとしたお庭ですが、こうしたところって落ち着きます。それに、涼しいことに毎回びっくり。一歩入ると空気が違う。ここには人がいなくて貸しきり状態だったので、自分の庭のようにしばらく寛いでました。いいなー山県さん(知り合いか)こんな別荘持ってて。
 その後、二時間かけてランチをとって、あちこちお店を見て回って京都を楽しんだ一日となりました。
 帰る頃には美術館に行ったこと忘れてました(笑)。

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