ここもロクの小屋
更新がない日のつぶやきとか備忘録
ファントム
録画がたまりすぎているので、タイタニアに引き続き宝塚に着手。
ファントム 06年花組 宝塚 を見ました。
オペラ座の怪人の宝塚版なんですが、オペラ座の怪人を見たことがないのでどのあたりが変わっているのかはわかりません。
わかりませんが、でもこれはすっごくよかったです。
主演の春野さんはとても歌がうまくて、それがまた主人公にぴったり。浮世離れした雰囲気を出しつつ貴公子のスマートさもあわせて持っているのが、素敵。これならヒロインも怪人に惚れちゃうのがわかる。
現在花組の主演男優真飛さんは、ヒロインの素質を見出し、かつヒロインに恋する伊達男をやってらしたのですが、女の子にもてもてのいかにもお金持ちの貴族という二枚目ぶりがかっこよかった。いかにも宝塚的な魅力を振りまいてました。
主人公を支えている劇場の支配人役彩吹さんのあたたかいまなざしにもじんわりきました。主人公と二人銀橋でお互いを思って歌うシーンは感動もの。
でも一番すごかったのは、劇場をのっとった奥様役の方。名前をメモるの忘れましたけど、確か、エリザベートでは皇太后ゾフィーをされたこともあるのでは。宝塚はきらきら夢の世界ですが、こういう嫌な役をちゃんとできる人がいるから、舞台が引き締まるのだと思います。
またどこかの組で再演してくれないかな、ファントム。
そしたら、宝塚見たことないぞという方にもお勧めです。この演目。
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