ここもロクの小屋
ゆったりと
この週末はバイオリンのコンサートに行ってきました。
小品ばかりで2時間弱というもの。
ゆったりとした時間が過ごせて幸せでした。演奏された曲も好きなものばかりだったし。
ボロディンのダッタン人の踊り、グノーのアヴェ・マリア、パッヘルベルのカノン、パガニーニのカンタービレ、ペスのFantasy for violin and orchestra、モンティのチャールダッシュ、ヴィターリのシャコンヌと有名曲ばかりでした。その他、CMやテレビ番組で本人が演奏している曲という構成でした。アンコールはエルガーの愛の挨拶とCM曲。
シャコンヌが聞きたくて行ったコンサートだったのですが、Fantasy for violin and orchestraが意外な収穫でした。この曲、プログラムで見たときは知らない曲だと思ったのですよね。でも、演奏者の方が弾きだした瞬間によーく知っている曲だとわかりました。
フィギュアスケートの浅田真央選手がショートプログラムで使っていた曲だったんですよ。バイオリンと管弦楽のためのファンタジア。作曲者の名前までは覚えていなかったので、わかりませんでした。浅田選手が使ったことで初めて知った曲なのですが、大のお気に入りになっていた曲だったので、生で聞けて嬉しかったですね。
話は変わりますが、浅田真央選手はいつも選曲のセンスがいいと思います。定番曲を使う場合でも、編集箇所とか、アレンジの仕方がいいんですよね~。振り付けにぴったり合っていて。幻想即興曲のアレンジには感心・感動しました。幻想即興曲ってフィギュアスケートに使うには向かない曲だと常々思っていて、その割に使われることが多いので首をひねっていたのですが、浅田選手が使った曲はばっちり決まっていました。素敵素敵。
浅田選手が自分一人で選んでいるわけではないのでしょうし、浅田選手のセンスというより振り付け担当だったり、コーチだったりのセンスなんでしょうけど、いつもどんな曲を使うのか注目してます。
いよいよ世界選手権も近づいてきましたので、また全力で応援しなければ。