ここもロクの小屋
10日は休みじゃないのに
ずーっとずーっと心配でならなかったことが解決しました。
どうなることか不安でしょうがなかったので、これで一安心。やれやれです。
という夢を見ました。
目覚めて、あの心からの安堵は全て現実ではないのだと、何も解決してはいないのだと認識したときのがっくり感といったらもう。
いっそのことこのまま覚めない眠りに突入したい気分でしたが、そうも言ってられないので重い体をひきずっていつもの通り行動しました。
そしたら、それが今日本当に解決しました。
今度こそ夢じゃないよね!?
思わずほっぺつねりそうになりました。
これでこんどこそ安心。心安らかに暮らせます。
そしたら、次の問題が持ち上がりました。
しかも前のとは比べものにならないくらいの大問題。前のは最悪私一人がへこんでればよかったんだけど、今度は回りにも迷惑をかけるし、他にも色々どうすればいいのか。
がっくりっていうかもう、深い穴に埋まってしまいたい。
そんなわけで、またしばらく消えるかもしれません。あるいは、毎日愚痴をこぼしに出てくるかもしれません。鬱か躁かどっちに転ぶかなあ今回は。(敢えて他人事風に)
それはそれとて以下小話。
もう何も考えたくないんだ!
今日の狩り班だったカオルとベルが今日の獲物を下ろすと、留守番のシャアラがそれを見て楽しそうに言った。
「わあ、今日のご飯は※●→△★ね!」
カオルとベルは一瞬顔を見合わせると、なんとも言えない表情でシャアラに視線を移したのだが、シャアラの方はすでに果物班のところで、両手を合わせて微笑んでいた。
「今日はたくさんみつけたのねえ。◎↑♂▲ ̄に、〒○←◇☆、それに■♀□♪まであるなんて」
「は? なんやて?」
果物班のチャコとシンゴは眉をよせた。
しかしシャアラはやはり気にしなかった。そのまま魚捕り班のところへ行って目を輝かせる。
「#§&∀∞は干物にしてもおいしいわよね。今日は他のみんなもたくさん採ってきたから食べきれないけど、#§&∀∞なら無駄にならないわ」
「#§……ああんもう! なんだって!?」
復唱しようとしたハワードは途中で舌を噛んでかんしゃくを起こし、メノリは採ってきた魚を見下ろしながら、首を振った。
シャアラはそうして全ての収穫を見て回ると、同じく留守番で畑仕事班だったルナを振り向き、髪を揺らしながら提案した。
「ねえルナ、今日は∵@∂$♭も食べ頃だったし、ベル達の採ってきた※●→△★と一緒にスープにしない?」
「もー! シャアラってば、とても覚えられないわよー!!」
リーダーの一声に、他の仲間達も深くうなずいた。
シャアラの名付けの才能は涸れることを知らず、その恩恵は島中の生き物や場所にあまねく行き渡ったのだが、残念ながら仲間達の間で共有及び活用されたのは、そのごく一部にとどまったという。
――――ギャグ書きさんに無造作に10のお題 7.ある意味暴走族
暴走っていうと、シャアラが真っ先に思い浮かびました。
しかし残念ながら私には彼女のような名付けの才能がないので、気の利いた名前が一つも思い浮かばず、このような仕儀と相成りました。