ここもロクの小屋
なくのがいやならさああるけ
水戸黄門のOPは意外に厳しいことを歌っている。
今週からは早く帰れるーと思っていました。
今日帰ったら水戸黄門が始まっていました。
うん。早い方だ。
時代劇といえば、NHKの時代劇が土曜日になってしまったんですよね。
その枠で今秋、陽炎の辻2がやると、日曜日の新聞に載っていました。
居眠り磐音江戸草紙という文庫シリーズがあって、よく売れているらしいのですが、そのTV化第二弾です。
第一弾のときに母がファンになって、文庫の方を読み出したので、私も一緒に読んでいます。
で、その文庫の新刊の広告が新聞に載っていて、そこにTV放送の件も載っていたわけです。で、それはいいんですよ。TV化大いに結構。それはいいんです。
よくなかったのは、文庫の宣伝の方です。新刊のあらすじが載っていたんですけど、そこに見たくなかったネタバレが書いてありましてねえ……。TV化の話題に目をとめたときに、うっかり見てしまったんですよ。すでに二十五巻を数えるシリーズの、私が読んでいるのはまだ十巻あたりなので、そこはまだ知りたくなかったという情報がばっちり書いてありましてね。
なんだかすごくがっくりしてしまいました。
そうか、私はこのシリーズがそんなに好きだったのかと、改めて思い知りました。
主人公の磐音が、いまどき少女漫画でもなかなかお目にかかれないくらいの、さわやか好青年です。しかも頭もいいし腕っ節も強いんだなこれが。
普段時代物小説を読まない人に、お薦めです。
きっと読みやすいと思います。
汗くさいのとか、枯れた風情だとか、そういう時代劇が好きな人にはもの足りないでしょうが。
よろしければ、皆様もご一読ください。
はあ、なんでこんなに気落ちしてるんだろうなあ。