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心の栄養は必要だと思うのですよ 

 昨日休みを取ってまでごろごろした甲斐があったようで、今日はかなり快調です。比較的早く帰れたし。
 夕飯も食べられないとか大騒ぎしたけれど、やっぱり病気じゃなくて疲れてただけなんだとそう母に話したところ、母は呆れ顔でした。

 

「久し振りに(15日の)日曜はちゃんと休みだったのに、宝塚になんて行くからやろ。無理しないで寝てれば昨日休み取らなくても良かったのに」

 

 うん。まったくもってその通りなんだけど。
 でも、でも行きたかったんだもん。
 チケット取ったときはまさかこんな状況になるなんて、思ってなかったからね。例年なら結構のんびりしている時期だから。それに友達が20分も電話口で粘って取ってくれたチケットなのに、無駄にしたらもったいないし。楽しみは何よりも優先すべき事項なんですよ、お母さん。ベッドに倒れ伏しているというならともかく、体が動くなら行かないと。
 まあ、無茶したから一昨日と昨日は倒れ伏したわけですが。でも、もし行かなかったら心の方が荒んでいたに違いないので、まあいいのです。今日はもう元気だしね。

 

 そんなわけで、日曜日は宝塚で夢の世界を楽しんでおりました。
 星組公演
 『さくら』-妖しいまでに美しいおまえ-
 『シークレット・ハンター』-この世で、俺に盗めぬものはない-
 という、共にすごいサブタイトルのついた二本立て。

 

 心の栄養も補給して、体の方も回復してきたので、GWまで、もうちょっと頑張ろうと思います。

 

 以下は舞台の感想です。

 


 新しく星組トップになった、主役お二人のお披露目公演ということで、その方達を目当てに行ってきました。

 

 『さくら』は舞踊詩というそうで、踊りがメイン。白塗りにお着物で、桜をモチーフにした舞台装置の中、大勢が舞う姿は圧巻でした。いくつかの物語も挿入されたのですが、笑いありロマンスありで、宝塚初心者の私でも全然退屈しませんでした。舞台装置だけを見ていても面白かったくらいです。
 始まるまでは、疲れていたので、眠い眠いと思っていたのですが、始まったら眠気なんて吹き飛びました。全然目を離せませんでした。楽しかったー。
 でも、サブタイトルの「妖しいまでに」という言葉は、舞台が豪華絢爛、賑やかすぎてはまらなかったかも(笑)。美しいのは間違いないですけども。
 それと、トップの役者さん目当てで行ったのに、白塗りだから初心者の私には人の区別がつかなかった(笑)。歌う場面だとすぐにわかったんですが。

 

 『シークレット・ハンター』はミュージカル。『さくら』以上にサブタイトルに裏切られたような。
 ハードボイルドかと思ったら、ローマの休日を下敷きにしたラブロマンス(むしろコメディ)でした。宝塚なんだし、ロマンス要素が無いはずはないのですが、もうちょっとハードな話を想像していました。このストーリーであのサブタイトル必要なのかしら?
 でも、前もって想像していたものと違ったというだけで、とても楽しいミュージカルでした。カリブを舞台に、明るく楽しく賑やかに。カーニバルのシーンは、客席の通路を役者さんが通ったので、びっくりしました。ちょうど通路の側の座席だったので、手を伸ばせば触れそうでした。
 ローマの休日がモチーフですから、ありがちといえばありがち展開で、仕込まれていたシークレットも途中で見当がつきましたけど、それを堂々と貫けば王道になるわけで、主役のお二人の演技と歌がとてもよかったので、しっかりロマンに浸れました。
 ただ、演出はもうちょっと練れるんじゃないかなーというのが素人から見た印象でした。主役二人が話のメインになるのは当然ですけど、脇のキャラクターももう少し使っても良かったんじゃないかと。面白そうな設定の人ばかりだったのに、なんだかもったいない感じでした。主役の友人とか、殺し屋とか、見せ場が欲しかったな。
 主役役者さんのお披露目公演なので、とにかく主役を前面に出した演出をされたのかもしれませんね。
 でもちょっと物足りなかった。
 主役の泥棒の性格が、凄腕の泥棒というよりはお人好しの青年って感じで、親友にもヒロインにも振り回され通しで、アクが足りないように思えたのも、物足りなさを感じた一因かもしれません。あれで役者さんの力量が足りなかったら、主役の影は結構薄かったんじゃないかな。出ずっぱりというだけで、ストーリーの流れを作る役目ではないもの。はっきり言って、彼は何もしていない。ヒロインと恋に落ちただけだよね。
 役者さんに歌うだけでその場の空気を作ってしまう力があるので、劇中しっかり観客の視線と心はつかんじゃうんですけどね。とーってもカッコ良かったので、うっとりしながら見てたんですけど、でもちょっと物足りなかった(まだ言うか)。
 また別のお話で、この方の演技と歌を見てみたいです。

 

 知らないで行ったのですが、この公演は、この春学校を卒業された初舞台生のお披露目公演でもあったのですよ。総勢50名のラインダンスを見たんですが、最近のお嬢さんたちは足が細いね!(って見るのそこか)

 

 なにはともあれ、やはり生の舞台というのはいいですね。
 次は何を見に行こうかなー。

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