ここもロクの小屋
牛歩(企画66話)
66話です。ロクロクです(笑)。
記念すべき(?)回ですが、どうでもいいことばかりだらだら書いていたらやたら長くなって、どこで切ったらいいのかわからなくなりました。
ほんとはこの回でカドリーユ終わって、本格的な舞踏会の始まりとしたかったのですが。
本格的な舞踏会が始まったらすぐ終わります。そのつもりです。これ以上どうでもいいことをだらだら書いていてはいかんですよ。
このままいくと、当初予定していたラストシーンが使えなくなりそうなので、ちゃきちゃき進みたいですね。
そのつもりでも、いざ書き出すとどうでもいいことばかり描写してしまうんですよねえ。ううむ。66話も本当に必要なとこだけ書いたなら3分の1くらいで済んだのになあ。そんなことばかりしているから、2月企画を秋までひっぱってしまう羽目になるんですよね。もう9月が来るよ~。9月中には終わるのか!?
伏線ははってた(企画65話)
さて、65話は別に書かなくてもいい話であります。
別に書かなくてもいいと言い出したら、1話から65話まで全部書かなくてもいい話ですけどまあそれは置いといて、その中でも特にあってもなくてもいい話。
なら書くなということになりますし、私も書かないでおこうと思っていたんですが、この間偶然よそのサイトでとある広告を見つけてしまいまして。
「視界を5cm上空へ」
というすがすがしいコピーにやられました。
ちなみに伏線(といえるのかどうか)は、はってましたよ。57話に一応。
57話を書いたときは、それ以上のほのめかしはしないでおこうと思っていたのですけど、あのコピーにやられました。やっぱり文明の利器をアピールしないとね!と余計な方向へ張り切ってしまいました。
ごめーん、ハワード。ばらしちゃった(笑)
20世紀のそれはごつくて無駄に目立っておりましたが、21世紀ものはかなり自然な作りのすぐれもののようですね。22世紀にはどれほどの進化を遂げているのか楽しみでなりません。
ハワードは手間も金も惜しまない男です。打てる手は全て打つのですよ。きっと最新式の最高級品です。ひょっとしたら合体くらいはできるかも?(なにとするんだ)。
遠いラストワルツ(企画61~64話)
男の子の話が続いております。
舞踏会当日の話が始まってから、ちっともダンスまで行き着かないので、この企画いつまで続けるつもりだと思われているかもしれませんが、ダンスが始まったらあっという間にこの連載終わりますので大丈夫です。ご安心ください。あとちょっとで終わります。
ただ、話数はあとちょっとなのですが、私が書くのがあとちょっとの時間で済むかどうかは……。まずまちがいなくあとちょっとの時間では終わらないので、やっぱり気長におつきあいいただかないといけないのは変わらないのです。すみません。もう少しおつきあいくださいませ。
さて、64話にしてようやく、「今度書くから」と約束していたベルのことが書けました。でも当初考えていたのとちょっと変わってしまいました。彼の心情。いきあたりばったりで書いてるからそういうことになります。
ラストまで書くべきことは全部決まっているのですが、ちゃんとそのとおり終われるのかどうかかなり不安です(笑)
それはともかく、ベルくんですが、彼は他の子より年上だから、悩みも深いのだと思われます。そしてカオルを買いかぶっている(笑)ので、さらに悩みが深くなるのだと思われます。いや、ベルにしてみたら笑い事じゃないんだけども。
島にいるころは、ある意味彼の自己評価が低いので、こういう悩みはないと思うのね。ルナもカオルも見上げる存在だから、二人の視界に自分が入っているかどうかは気にならない。
でも自信がついてくると、ある種欲のようなものがでてくるから、自分が相手を気にするように相手にも気にして欲しいと思うようになる。それに、ベルが成長した分、ルナやカオルの至らないところが見えてくるので、よけいにね、同じ高さに立っていたいと思うようになるんじゃないかなーと。同じところにいないと支えられないもの。
でも、控えめなところは残っているので、「私を見てー」と一途につっぱしることもできなくて、悩むと。
もうちょっと大人になると、相手の評価にかかわりなく自分のよって立つところが出来て、どーんと人を支えられるようになるのだと思いますが、今のベルくんは青春まっさかりの一番悩む時期なのだとそんな設定でお送りしております。
恋は野の鳥(企画59・60話)
前にも言ったとおり、シャアラはシンデレラのイメージで、花だらけの「かぼちゃの馬車」で舞踏会に行ってもらいました。ハワードならねずみの国のパレードで使われるような本当のかぼちゃの馬車を作ることも可能でしょうが、さすがにそこまでいくと、いかなシャアラでも乗らないよね(笑)
かぼちゃ型はともかく、馬車で迎えにくるというのはアリかもと思ったので、どうしようかかなり迷ったのですが結局車で落ち着きました。でも馬車もよかったかな~と今でも思ったり。
メノリは赤です。イメージはカルメン。じょおねっつのあっかいばら~(あたしんちのお母さんが歌ってます)で、深紅のドレス。そこにマリアの清らかさを象徴する白百合の組み合わせなんて、我ながらおつじゃ~んと悦に入ってます。
って、嘘です。白百合といえば聖母マリアだっていうのは今思いつきました。
メノリならゴージャスな花だ。ゴージャスといえば薔薇か百合だ。でも、薔薇は6月6日企画でカオルに贈らせてしまったので、んじゃ今回は百合という、非常に安直な思いつきです。
まあ、花言葉もメノリに似合うし、いいよね? 百合。
そして手袋の色を決めてません。カルメンのイメージだと黒なんですが、黒だとあざとすぎますか?
シンゴのほうはブレザーにスラックスという割とカジュアルな装い。
そんなみんながみんな、タキシードだの燕尾服だの正礼装をするわけもあるまいという考えからそうしました。だって卒業パーティーだもん。カジュアルとかラフな人もいるよ。アロハとか着てる人もいるよ、きっと。
でも、メノリをエスコートするのにアロハってわけにはいかないので、一般人の男の子がちょっとおしゃれをするとしたらというイメージで考えてみました。
花言葉はでたらめですよ(企画58話)
ルナのドレスイメージはピーターパン(拍手でいただいた感想をまるっといただきました)ですが、シャアラはシンデレラです。ウエディングドレスのイメージでもいいかな~と思います。
シャアラはメルヘンちゃんなので、お姫様といえばこんな感じというドレスを着せてあげてください(ひとまかせ)。
花束を青薔薇にしたのは、ひたすらハワードがかっこつけだから(笑)。ありきたりな物はいやだけど、やっぱり女性に花を贈るなら薔薇だとか、破天荒なようでその実常識人なハワードは、わりと定番ものに弱い気がする。
21世紀の現在、青薔薇といってもほとんどは薄紫の薔薇で、中には白に近い水色のものもあるかな~といった感じでしょうか。まさに青!っていう薔薇も売られてますが、あれは白薔薇を染めたもので、自然に咲くわけではないそうで。
でも、ハワードが贈ったのは「まさに青!」のイメージでお願いします。