ここもロクの小屋
届いた!
届きました。
見ました。
感動!
色々なバイオリニストの演奏しているフィルムと音、現代のバイオリニストへのインタビューを編集したモノで、演奏シーンを一曲分ずっと見ていられるという作りではありません。
が、だからといってもの足りないなんて全然思いません。
バイオリンって熱い楽器だ! って思いますね。心から。
あの曲のあの部分って、こうやって弾いていたのかと、見ている間に口が開いてしまいます。
インタビューの内容も、非常に興味深く、バイオリンはCDを聞くだけで演奏家についても楽器についても知識は乏しいのですが、これで一気にはまってしまいました。
バイオリンを悪魔の楽器と呼んだりするのも、もっともなことだと納得。
届きそうで届かない
宝塚歌劇「スカーレット・ピンパーネル」のライブCD、9月5日発売
予約していたのですが、まだ届きません。
今日、お店から届いたメールによると、メーカーでも在庫切れ再生産中だそうで、店に届くのは9月下旬予定なんだとか。
9月下旬……?
非常に楽しみにしていただけに、がっかりっていうかイライラっていうか、とにかくはーやーくーとーどーけーてー!!!
人気あるのは嬉しいんだけどね。そうだよね。みんな欲しいよね。とてもいい舞台だったもんね。劇場のショップでも売り切れだったって話も聞くし、売れてるんだね。やったね! 星組! でも、ちゃんと発売前に予約したのになんだよこの仕打ち!
人気あるってわかっていたのに、本家で買わなかった私が悪いんだってことはわかってますけどね。ポイント使おうと思って、本家じゃない普通のCDショップで注文した私が悪いんだって。本家で買えばもう少し早かったはず。多分。それとも本家でも駄目なくらいの売れ行きなんだろうか。
それならいっそ嬉しいなあ。再演、早めにしてくれるかもしれないし。
いろいろ考えますが、でもやっぱりがっかりでしょんぼりなわけで。ここのところちょっとイライラしてたのを、そのCDで癒すつもりだったので、よけいにがっくり。
あまりにがっくりしたので、つい、前から欲しかったけどどうしようと迷っていたDVDを買ってしまいました。
そのうちの一つアート・オブ・バイオリン。
ハイフェッツとオイストラフとミルシティンが楽しみ! 他のバイオリニストも、映像見たらファンになるのかも。
こっちは明日発送という連絡が来ました。
これでスカピン(って略すらしい)が届くまで我慢しよう。
二人乗り自転車
愛用バトンで、谷川史子さんのマンガに二人乗り自転車が出てるのがあると書いたのですが、この前たまたま、二人乗り自転車が使われているラジオドラマを聞きました。
主人公は大学三回生の女の子。そろそろ就職活動を始める時期だが、夏に遊びすぎてふところが寂しいのでバイトをしている。バイト先へ向かうには急勾配の坂を登らなければならない。その坂はあまりに急なので、自転車で止まらずに一気に登り切れば願いがかなうと噂になっている。主人公も就職活動の成功をかけてバイトには自転車で通っている。
ある日、一つ年上で一流企業に就職の決まった幼なじみが、二人乗り用の自転車に乗って彼女を誘う。二人ならあの坂を登り切れるはず。そうして二人で願いを叶えよう。
二人での挑戦は見事成功。これでお前の就職活動はうまくいくと言ってくれた幼なじみに主人公も言います。あなたの願いもかなうよと。そこで幼なじみの彼が自分の願いを明かします。
「じゃあ俺たちつきあわないとな。――これで俺の子供の頃からの夢がかなうよ」と。
うわー。ベタだー。ベタだけど、実にいい。こういうのはやっぱり安直なくらいベタなほうがいいよなー。
車の中で一人萌え萌えしていたところにエピローグが入りました。主人公が語ります。
「――私の願い(就職活動がうまくいきますように)もかなった。でもまさか、私の就職先が彼のお嫁さんになること、だなんて」
え!? 若いんだから働けよ!
って反射的に突っ込んで一気に興ざめ。まさか彼が一流企業に就職って伏線のつもりなのか!?
でも、次の瞬間、興ざめした自分が悲しくなりました。「好きな人のお嫁さん」を単純にハッピーエンドで受け取れなくなったら、もう若くはないよね……。
でもでも、言い訳しますけど、興ざめした一番の理由は彼女が安直にお嫁入りしたことじゃなくて、EDが限定されてしまったことにあるんですよ。
彼の言葉で終わっていれば、極端な話「彼女が彼をふってしまう」というEDだってあり得るわけです。うまくいくにしても、いつ結婚するかとか、または結婚までいくのかどうかはわからないわけで。そんなふうに、この先は「あなたの心の中に……」(笑)ってしてくれた方がよかったなと思ったんですよ。
そんな彼女の卒業と同時に結婚とか、そこまで限定してくれなくてもよかったのにー。というのが一番の不満。
やっぱり私の萌えの元は、「妄想」にあるんだなーと改めて実感。
サヴァイヴにここまではまったのも、彼らの未来があまり限定されていなかったからなんだなと。
ああよかった。誰かの結婚式の写真とか出てこなくて。そんなの見ていたら、こんなに小話書いてないよ。
スタッフの皆様ありがとう!
あれ、二人乗り自転車、関係ない話になったな。