ここもロクの小屋
かなくぎりゅう
取引先のおっちゃんに「字がきれいやな」って褒めてもらいました。
うわーい。ありがとー。でもおっちゃんとこが手書きのみ受付の書式やからこんなに字書かなあかんかってんで。ちっさい字びっしり書くの大変やってんから褒めるくらいしてもらわな割にあわへん(笑)
割に合うかどうかはともかくとして、社交辞令でも褒めてもらえたのは嬉しいのですが、私は自分の字が好きではありません。でかくてはっきりした字なので、まず読み間違いというのは起こらないし、読みやすいと言えないこともないのかもしれない。けど、達筆っていうのとは絶対違う。私のは形がはっきりしているけど、どこかとっちらかってる字なんですよ。
たぶん、軸がずれてるんだと思います。縦書きでも横書きでもきれいに見える人のって一本線が通ってるものですが、私は気をつけてもバラバラになってしまいます。単語一つくらいはまだごまかしがきくのですが、長い文章になるとどうにもこうにも散らかります。だから学生時代、自分のノート見直すのって嫌いでしたね。
友人にきれいな字を書く子がいまして、学生時代から私は密かに彼女の字をお手本にしていました。品があって、すっきりしていて、いつもうらやましいなあと思ってたのですが、先日彼女から「自分の字が大嫌いだ」という言葉を聞きました。自分の字が変だから直そうとしたことがあるけれど、結局ますます変になったとも言っていました。
そうかなあ。きれいだと思うんだけどなあ。
やっぱり、誰しも自分のものより他の人のものの方がよく見えるものなんでしょうか。
だとしたら、私の字も、自分で思っているより他の人にはよく見えてるのかも!? そうか、おっちゃんの言葉は社交辞令じゃなかったんだな。
ひゃっほう! 褒められたー。ばんざーい。
……疲れてなんかないよ。ええ、元気デスとも。
今夜も飲めそうですか?
今日は相棒を見るためにさっさと帰ってきました。
まだまだやること山積みだけど気にしない! 右京さんのためだもん。
ミッチーが参加してから、右京さんが一人のときより断然面白くなりました。やっぱり右京さんがなんかしたらそれに反応する人がいないと楽しくないですよね。ミッチーは期待してたのよりさらによかったです。右京さんに「顔」で文句言うのが愉快愉快。
神戸さんって、スパイとかやらされてるわりに、まっとうな正義感の持ち主で結構いい人だよね~?って不思議に思っていたのですが、今夜の最終回で納得。最初から上司にできないことはできないって言うタイプの人だったのね。
まだ神戸さんは相棒にまではたどり着けていませんが、今後が楽しみだと思える今シリーズでした。すでに再開が待ち遠しいのです。
さて、明日は今日放り出してきたことをやらないと。
今週は土曜日休みだがんばるぞ。
今朝の朝刊
愉快な日常の話ではありませんが。
今朝の読売新聞に載っていた記事で、フィギュアスケートの「大技か完成度か」という議論に関する話がありました。プルシェンコ選手は四回転を、浅田選手は三回転半を決めたけど、ミスもあって及ばず…という内容で、スケートはジャンプだけじゃないとか、評価点が重要だとか、そんなことをつらつら並べただけの記事でいったい何が言いたいのか伝わってこない取るにたらないものだったわけですが、どうしてフィギュアのこの問題に関する記事ってどれもこれも取るにたらないものなんでしょうかね。もっと突っ込んで何が問題なのかちゃんと書いてよ。大技か完成度か? そんなんじゃないよ。なんつーかこう、問題点がずれてる。
プルシェンコ選手は確かに四回転にこだわっています。が、それは四回転を跳べば誰でも勝てるようにしろって話じゃないでしょ? スケートはジャンプだけじゃない? 重要なのは完成度だ? そんなこと誰に言われなくたってプルシェンコ選手はわかってる。今よりもっとジャンプが楽々跳べた時代に、それでも勝てないっていう目にあってきた人だよ。四回転跳びさえすれば勝てるなんてそんなぬるいこと考えるような戦歴じゃないよ。プル様なめんな。
プルシェンコ選手の四回転へのこだわりというのは、オリンピックの金メダリストという全選手の頂点に立ちたいのであれば、四回転という最高の技「も」入れるべきだという話。その上でプログラム全体を高い水準にもってこいって言ってるんだよ。
ノーミスでまとめた方が勝ちっていうのは確かにもっともらしく聞こえます。だけど、たとえば補助輪付きの自転車で転ばずに100m走ったのと、一輪車の綱渡り100mで失敗するのと同じ地平に並べて議論していいの?
先に「ノーミス」の「完成度」を目指してしまうのなら、プログラムの難易度を下げた方が簡単に決まってる。四回転を回避。3回転-3回転を回避。そうしてジャンプの難易度下げて、自分の得意な技だけにして、ステップやスピンも体力消耗しないものを選んで、そうして体力を温存すれば、きれいなジャンプが跳べるのもミスをしないのも一流のアスリートなら当たり前。そんなふうにして評価点を稼げば優勝? そんなのスポーツじゃないだろ。
プルシェンコ選手が憂いているのは、フィギュア界のそうした現状であり、それを許しているルールに対する抗議をしているのです。
アスリートなら、限界ぎりぎりのところまで力をふりしぼれ。そうして全員がそれぞれ自分にできる最高の力を出し切ったところで競って頂点を決めよう。彼はそう言いたいだけなのだと思います。
プルシェンコ選手が全盛の頃って、男子なら4回転2回は決めてかないと勝てませんでしたからね。女子でもスルツカヤ選手は3-3-2とか跳んでたし。そうした大技のない人は例えば5種類のジャンプ全部決めるとか、スパイラルなら誰にも負けないとか、キャンデ・ロロ選手みたいに個性を超アピールとか、もうね、とにかく全力って雰囲気がどの試合を見ていてもしていたものですよ。
でも今は「回避の方がかしこい」みたいな流れになっているのがとても残念。
大技か完成度かってどうして二者択一なの? 大技も完成度も両方。それを目指さなければフィギュアはスポーツとしてだめになる。四回転を跳ばなくなったら終わりだと言うプルシェンコ選手の言葉はそこが言いたいんじゃないの?
大技入れたって他を失敗したり、あるいは手抜きプログラムにしたりしたら、勝てないのは当然。でも最初からノーミス最優先でプログラムを組むのはスポーツとして堕落だ。四回転がなくても、それに勝る何かで勝負するのはもちろんありですけど、その何かが単なる「ノーミス」ってのは寂しすぎるでしょ。
今回の金メダリストがそれに値しないとは私は思っていませんよ。彼らがやりとげたのは「単なるノーミス」などではないと思っています。彼らは自分にできる最高の演技を見せました。そしてそれに結果がついてきた。バンクーバーの金メダルは二人が持っていればいいと思います。
ただね、今のルールだと、楽な方に流れた方が点が出やすいってのはどうなのよと思うわけですよ。
例えば、浅田選手がノーミスの完成度を優先して、トリプルアクセルを跳ばなくなって、ステップなどもスカスカにして、それで勝ったとき、ファンは心からの喝采を贈れるのでしょうか?
浅田選手の演技が感動を呼ぶのは、彼女が常に最高を目指して努力し続けるからではないでしょうか。自分にできる最高のものをと常に前向きな姿に私たちは心を打たれるのではないでしょうか。
四回転を跳んだのにトリプルアクセルを跳んだのに金じゃないのはおかしい。
今のフィギュアの問題はそんな単純なもんじゃないと思いますけどね。それなのに、今回の金銀の結果を単純に「大技対完成度」とまとめる論調が多いのにがっかりします。
停滞
昨日はお仕事20時あがりでした。こんなに早く帰れるの久しぶり……!! と思ったけど、ご飯食べてお風呂入ったらもう寝る時間でした。動作がのろくなってるのかしらん。
いつもならブログ書くより小話書く方に時間をあてなくちゃと思うので、更新もないのにブログ書くのもなあ……となるところなんですが、今は小話用に頭を切り換える余裕がありません。せめて文章書くスイッチだけは入れようとこちらだけでも更新することにしました。
まあ、今日もがんばって働きました以外に書くことがあまりないんですけれども(笑)
いや、あったはず。仕事以外にもなんかしてるはず。でも今朝の7時半だからなのか、全然思い出せません。けっこう愉快に毎日送ってるよ、ね?
帰ってきたらまた何か書こうと思います。
色々無理でした
今年の企画はやろうとしたことが全部こなせませんでした。
去年のは最初から2月じゃ終わらないとわかっていたからまだいいのですが(1年かかったのはよくないですね)、今年のは2月でやりきるつもりだったのですが、できませんでした。
カオルナとひかりは、企画始める前からネタだしもプロットも仕上げて、あとは文章にするだけ~のはずだったのですが、書いても書いても仕上がらなくて……。カオルナは本当はもっと長かったのですが、とりあえず区切りがついたところだけ使ってしまいました。
ちゃんと仕上げます。が、もう少しお待ちください。リクエストもいただいていたのに、本当にすみません。
毎年のことですが、2月から4月は仕事の方がばたばたで、オリンピックフィギュアも男子は見たのですが、女子の方はショートもフリーも見てません。エキシビも。録画はしたのですが、ほとんど見られていません。
点数を見ただけで感想を述べるとすれば、フィギュアに関してはオリンピックは競技会ではなくお祭りなんだなというところでしょうか。もう、エキシビだけやってりゃいんじゃね? とか思ってしまいました。録画した演技を見れば感想も変わるのでしょうか。
録画……いつ見られるんだろう……。